RuPaul’s Drag Race Season 10「Aquaria 」と「Vixen」問題とは

4月5日に放送されたRuPaul’s Drag Race シーズン10 エピソード3とUntuckedの放送後、「Aquaria (アクエリア)」と「The Vixen(ビクセン)」や周りのドラァグクイーン達との言い争いが人種差別問題にまで発展していました。撮影された時期が2017年9月頃だとしているので、本人らからすると半年前の喧嘩を掘り起こされている気分なはず。

おさらいすると、Vixenはエピソード1のエントランスから「私は戦いに来た!」と名言している通り、何かあれば戦う姿勢。エピソード2からエピソード3にかけて、AquariaとVixenの間で数回口論となり、そして問題になっているエピソード3Untuckedで再びVixenがヒートアップしAquariaと口論へ。それに加え周りいたドラァグクイーン達もAquariaの収録以前から高飛車な態度や冗談に聞こえない失言などがあったと伝えると言い返せなくなったAquariaは泣いてしまいます。

そしてVixenが言ったこのフレーズが大炎上しているのです。

You say something, I say something, you start crying. You have created a narrative [that] I am an angry black woman who has scared off the little white girl.

ようするに、喧嘩を始めたのがAquariaなのに、Vixen言い返したら泣かれてしまった。でも、肌の色の違いだけでファンの間でそのドラァグクイーン叩きがずっと続いて来た事を指摘したのです。

そして恐れていた通り、Vixenはネット上でバッシングを今も受けています。

先日はAquariaが自身のツイッターでVixen叩きを辞めて欲しいとファンにつぶやきました。

 

 

それでも続いているようです。

過去では例えばKennedy Davenport(ケネディ・ダベンポート)がシーズン7でKatyaにリップシンクで勝った事に対して叩かれてしまい、悲しい事に干されてしまい、ドラァグクイーンとしての仕事が無くなってしまい昼の仕事をしていた事が明らかとなった。でもAll Stars 3での影響で今はファンも増え仕事が入ってきているとInstagramで嬉しい報告もしています。こうした事を指摘したVixenを讃えるファンも多いのも確かです。しかし、やはりVixenがいう通りの結果になった。

明日はいよいよエピソード4です!この流れを変えて欲しいですね。

 

image VIA: VH1