ドラァグレースS11「プラスティーク・ティアラ」SNSでキャンセルされている理由

ルポールのドラァグレースのシーズン11に出演した「プラスティーク・ティアラ」がトランジェンダー女性からのバッシングされ、ツイッター上でキャンセルされている。

その問題になっている写真は、ここでは載せられませんが見たい方はこちらの記事のリンクへ。https://www.cocktailsandcocktalk.com/2020/10/drag-race-fans-dispute-over-plastique-tiaras-offensive-onlyfans/

(コピペしてください)

要するにヌード写真を課金形サイトへアップしていて利益を受けている事と、それがドラァグクィーン達が使う「パッド」や「ブレスプレート」ではなく、本物の女性の体に似せてフォトショップされたものっていうのが問題の様です。日本でいうアイコラに非常に近い写真ですね。

今話題の「OnlyFan」とは?

インスタグラムの18禁版である「OnlyFan」とも言われ、違いは月々料金を払うことでその人の投稿が見られるシステムだそうです。

更にプライベートメッセージでのやりとりも可能で、料金を支払って写真や動画のやりとりも可能。このコロナ禍の中で特にセックスワーカー達にとって新しい収入源として救世主になった様です。

利用者の8〜9割が男性で、圧倒的にストレート男性が多いようです。

トランスベイトとは?

Dragulaの過去の出演者はじめ、一部のドラァグクィーンから非難されていますが、特にトランジェンダー女性からのバッシングを受けているそうです。更に、今回新しく「トランスベイト TransBait」という言葉が誕生している。

経緯などよくわからないですが、クリックベイトと似た意味だと思います。元々そのOnlyFanはトランスジャンダー含めたセックスワーカーの世界であり、そこに有名なドラァグクィーンが乗り込んだ事に講義している。

色んな意見がありますが、特に怒りは「フォトショップなどで汚い手をついやがって!」というのが多いです。これが「トランスベイト」という言葉を作ったのかもしれません。

ルーガールズはプラスティークの見方

ルポールのドラァグレースに出演しているいわゆる「ルーガールズ」はプラスティークを守る形で反撃している。

ただ、トランジェンダー女性としてカミングアウトしたシーズン9のペパーミントは、少し批判的で、プラスティーク自身がトランスジャンダー女性が抱えている社会問題などに関心があるのかどうかによって変わる・・・というニュアンスでしょうか。悪意があるかどうか、という意味ではごもっともですよね。

 

このコロナ禍の中で、ドラァグクィーン達も苦しい思いをしていると思います。個人的に、今回この怒りの意味を理解しているものの、ここまでキャンセルされるほどの事なのかな?と思っています。その一方で、こうした課金制のシステムは炎上すればするほど、本人に収入が増えるので、度が過ぎたり癖にならない事を願っています。