ルポールのドラァグレースの制作会社WOW Presentsが2014年に公式インスタグラムアカウントで公開した、1枚の写真が今となって話題になってる。
2014年といえば、シーズン6が放送された年です。今思うとWOWにとってターニングポイントだったかもしれませんね。
こちらが、そのWOWのインスタグラムで投稿された写真です。
撮影されたのが1988年。約30年前って事になります。
番号をつけてそれぞれの方々を紹介していきます。
1番から順に。
① Michael Musto マイケル・ムスト
NY(ブルックリン区)生まれのNY育ち。ジャーナリスト、俳優。コロンビア大学卒業。
かつてNYのフリーペーパー「ビレッジ・ボイス」でナイトライフやゴシップ系のコラムニスト。NYでは特に有名な方です。
NYドラァグコン2017で行われたトークセッションがとても良い内容ので、英語ですがぜひ見てください。
② Trade トレード
かつてのルポールのバッグダンサー兼ルームメイト。
今はジョージア州でマッサージ・セラピストをしているそうです。
③ David Goldman (Betty Jack DeVine) ベッティ・ジャック・デヴァイン
ドラァグクィーンで色々とやっている様ですが、リサーチすればするほど謎が多く、不動産やらゲイトナ(デイトナのゲイ版?)など、追っていくのに時間かかりそうなので、今回は一旦リダーチを中断します。すみません。
④ Albert Crudo アルバート・クルード
ニューヨークで活動しているアーティスト、ファッションデザイナー。
のちに紹介します、ネルソンの動画に多く登場します。今現在はペインターとして活動しているようですが、ネルソンの動画によると、当時NYでルポールやトレードの衣装なども手掛けていた様です。
⑤ Randy Barbato ランディ・バルバート
フィルムで名門大学、ニューヨーク大学卒業。映像作家、「ルポールのドラァグレース」のプロデューサー兼ディレクター。
そして、のちに紹介しますフェントン・ベイリーとパートナーでもあり、WOW Presentsの創始者でco-CEO。
⑥ ルポール
⑦ Nelson Sullivan ネルソン・サリバン
左右にレディーバニーとルポール 。
サウスカロライナ州、アッパーミドルクラス層の家庭で育ち、音楽関連の習い事をしているのちピアニストとしての道へ進むか考え、1970年に大学を卒業したあとニューヨークへ渡ります。
マンハッタン、元ミートマーケットエリア(5 9th Ave)で3階建の建物をリノベーションし「ファクトリー(溜まり場)」をつくり、そこに、ルポール、レディーバニー、DJ Larry Tee、先ほど紹介した、マイケルやアルバードなどがいた。その間、ナイトライフから日頃を撮り続け、3000時間にもなっていた。
音楽関係の仕事をしていたが、本格的にビデオグラファーとしてスタートする為、仕事を辞めた。しかし辞めた3日後、1988年7月4日、心臓発作で亡くなりました。
彼が撮ってき映像を幼馴染のDick Richards (ディック・リチャード氏)が貴重な映像を持ち帰り、フィルムフェスティバルやYouTubeチャンネルを作り管理しています。ちなみにインスタグラムで公開された集合写真を撮ったのがリチャード氏です。
YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCCYXa_5DYS2a636BDPSq9dw
Fenton Bailey フェントン・ベイリー

フェントンはイギリス出身で、父は有名フォトグラファーのデヴィッド・ベイリー。
ランディとパートナーで、WOW Presentsの創始者ありco-CEO。「ルポールのドラァグレース」のプロデューサーです。
仕事もプライベートも一緒って凄いですよね。
以上ですが、いかがでしたか?
見れば見るほど、奥の深い写真ですよね。
特にネルソンの動画はNYの1980年代へタイムスリップできる貴重な映像なので、おすすめです。