ルポールのドラァグレースは「Ballroom ボールルーム」カルチャーに影響されている部分が多く、ドラァグレースで使われている言葉はボールルームからのものが多いです。
ボールルームから来ている言葉とは?
・ Sashay! Shantay!(フランス語のEnchanté)
・ Tens Across The Board
・ Category is
・ Chop
・ Realness
・ Shade
・ Tea
などなど、ボールルームから来ている言葉が殆どです。
ルポール自身もボールルームの経験はある?
ルポールはボールルームへ参戦した経験を話した事が無いようです。ですが、ネットで見つけられなかったですが、ボールルームで撮られた写真にルポールが写っているという証言があります。もしかしたら、ただ見に行っただけかもしれませんが・・。
しかし、ミシェルは女性でありながらボールルームに参加していたのは有名な話しです。ウィリー・ニンジャから色々と教わったとインタビューでも話しています。そこで、ぶっ飛んだ女がいるとルポールの目に止まったと言われています。
ミシェルが参加していたカテゴリーは「ヴォーグ」が最初で、その後は他のカテゴリーにも出ていたそうです。
そもそもボールルームとは?
私自身はボールルームに行ったことがなく、ただのクラブキッズですが、わかる範囲で簡単に説明します。一番は「パリ、夜は眠らない。」を見るのが良いと思います。
今現在はボールルームとキキ(Kiki Ballroom)の二つのシーンで別れています。
ニューヨークのLGBTQ+コミュニティで誕生したサブカルチャー、元祖は「ボールカルチャ」であり、「キキ」は比較的に最近出来たムーブメントです。基本的なルールの違いは無い様です。
ただ、シーンには違いがあります。
元祖ボールルームはファッション、ダンス、ウォーキングなど色んなカテゴリーでバトルして名声と賞金を狙います。伝統を守りつつ、誰でも参加することが出来るものの閉鎖的、または敷居が高いという印象です。ただ最近はキキシーンが表に出てしまってからは体制を変え、今では華やかになりテレビなどでも見られる様になった。
一方キキは、ハウス(グループ)が集まってイベントを主催をしているので、ハウスに入団しなければ参加することができない。また、イベントによってはボールルームへ参戦するための練習試合にもなっていて、更にカテゴリー内には初心者ディビジョンがあり、練習試合の様な事も行われている。若いアーティストの卵達の晴れ舞台が見られる事から人気がある。
バイベイシャスはナイトクラブでボールカルチャーを広げた
シーズン6に出演したバイベイシャスはクラブキッズだったのは有名ですが、実はクラブシーンへボールカルチャーをリンクさせたのもバイベイシャスでした。
カテゴリーはランウェイが中心ですが、ヴォーギングする人や何でもあり(笑)
色々開催されていましたが、毎週の様にDJジュニア・バスケスのイベントで見られた。
例えば動画はパラディアム(アリーナ)の最後の日。
実はこの時、私はここにいました(笑)
ドラァグレースに出演したボールルームクィーンは?
もっといないか探しましたが、本当に少ない。そんな少ないボールルームクィーンですがラインナップです。
ちなみにボールルーム系の「ハウス」の名前はファッションやコスメブランド名、またはアイコン(ニンジャなど)から付けられています。なのでブランド名だと、まずボールルーム系と連想しています。
マライア・パリス・バレンシアガ
ドラァグレースのボールルームクィーンで一番有名なのは、やはりマライアですよね。カテゴリーはFemale Figure (FF) Faceでした。今はジャッジとして呼ばれています。
マライアは大体はTens Across The Boardの満点がでますね。
アケリア・シャネル・ダベンポート
これはカテゴリーBest Gown、1番目(ガウンはドラァグレースでも着ている)
A’keria Chanel
↓
I Carry A Chanel
アジャ(Aja)
これは、ただの情報で動画など見つけられませんでしたが、ダンスなどはボールルームから習っていたり参考にしているとインタビューで答えていたので、何回か経験がある程度かもしれません。
いかかでしたか?
詳しい訳では無いので、内容的には薄くなってしまいましたが、参考にしていただけたら嬉しいです。やはりボールルームクィーンは貴重ですよね!
今後もっと増えてほしいな。