[カナダのドラァグレース] 「エピソード1」感想レビュー!!

カナダのドラァグレース「シーズン1」エピソード1のレビューです!

やはりカナダ版はUK版の様にスラングや言い回しなどが違うため、英語圏でもジョークが伝わらない事が多かったですね。そして、番組上なのかカナディアンスラングも多く使われていたそうです。

色々とカナダ人の意見などを読んだり聞いたりしていましたが、考え方などは日本と似ていると感じました。日本人にとって色んな意味でも見やすいかもしれませんね。

UK版もかなり好きでしたが、今回はそれも超えるほど楽しみな番組となりました。

しかし、カナダファンからすると、トロントクィーンが多い事から、トロントのドラァグレースと皮肉っています。

それでは、今回は内容的にと言うより、まずRedditの人気ランキング順にクィーン達の情報をまとめてみました。

少しだけドラァグクィーンの紹介

エピソード1で放送後の人気ランキングになります。

1位 Jimbo ジンボ

現地でもあまりドラァグクィーンとして知られていなかった様ですが、「House of Jimbo」と言うデザインスタジオを経営しています。

元プロのクラウン(ピエロ)だった事もあり、その経験がドラァグに引き継がれているそうです。

 

2位 Priyanka プリヤンカー

ドラァグクィーンとしては3年間ほどですが、実はテレビ番組の司会などしていた著名人なのです!Reddit以外でもかなり期待されていて、キッズ系の番組が多かった様なので、人気はそこから来ているのかもしれませんね。

元々ドラァグクィーンが大好きで26歳の誕生日会にドラァグクィーンをゲストとして呼んだきっかけでドラァグを始めたそうです。

 

3位 Scarlett Bobo スカーレット・ボボ

ドラァグクィーンとしては13年間のキャリアがあるベテラン。現地でもかなり人気があるそうです。パンクスタイルで、カナダのドラァグシーンを変えたと言われているらしい。評価が高い。

ハンバー大学卒(カナダでも有数のIT・音楽関連の質の高いプログラムで知られるカレッジだそうです)、そしてサーカス学校にも通ったそうです。

個人的にBoyの時の雰囲気がDragula S3に出演したドリア・ブラックに似てるが、チャーミングで明るいバージョンって感じで、かなり気になっていてチームボボの予感(笑)

 

4位 Anastarzia Anaquway アナスタジア・アナクウェイ

バハマ出身ですが、カナダに移り住んでパジェント中心で活躍。カナダでも有名でパジェントで15回も優勝経験があるそうです。トランジェンダーが多い世界の中でこの優勝経験は凄い事らしいです。かなりリスペクトされています。

アメリカのパジェントとルーツであるカリビアンをMIXさせたドラァグだそうです。

 

5位 Lemon レモン

実はS12のジャンと元ルームメイトで、かなりニューヨークのドラァグクィーン達と交流があります。なぜカナダ版にわざわざ出たのか不思議られていますが、おそらく学生ビザのままだからアメリカ版で出演ができなかったのかも?

ドラァグマザーは毎年名前が上り、ついにS13の出演が噂されている韓国人の「Jasmine Rice LaBeija ジャスミン・ライス・ラベイジャ」だそうです。

 

6位 Tynomi Banks タイノミ・バンクス

シーズン1の最年長。アメリカ版シーズン6にコートニー・アクトの様に既にカナダではCMやキャンペーンなどで数々出演していた有名ドラァグクィーンだそうです。ですが、元々バックダンサーのイメージも強いそうです。

個人的にBOYの時が90年代の雰囲気で好み。

 

7位  Rita Baga リタ・バガ

モントリオールのドンらしいです。モントリオールの人気ギグやイベントを全てホストしていて、逆らえないほど権力があるそうです。

今回はWinnerになりました。時間切れであんなドレスになってしまったそうですが、完成度的にジャッジはビックリしたんだと感じました。例えば、レディーバニーがもし同じのを作ったとしたら驚く様な感じ。

 

8位 BOA ボア

実はBOAは本名でラストネームです。

飲酒問題を取り上げられていましたが、実は酔ってBARで知り合った人を家にノリで連れて帰ったら酷い暴行を受け貴重品、パソコン、スマホを盗まれてしまいました。

そして医療費や生活に困難だったBOAを友達ドラァグクィーンらがクラウドファンドで資金を集め、そこからはお酒や薬物から一切断ち切ったらしいです。

そういった事もあって、少し感情的にジャッジに関係したかもしれない?

 

9位 Ilona Verley イロナ・ヴェルレー

番組でも言っていましたが、ドラァグレース直前までロサンジェルスに引っ越していたそうです。なぜかバイオクィーンと勘違いされていた様ですが、ノンバイナリーだそうです。

もっと上にいても良いと思うのですが、過去の問題(ブラックフェイス?)でかなりSNSで叩かれています。特にカナダのファンからは評判が悪いそうですが、放送後SNSで謝罪しています。

 

10位 Kiara キアラ

まだドラァグ歴は短いそうですが、カナダでは注目されているそうです。モントリオール初のボールルームのハウスのメンバー”House of Benetton”のメンバーらしいです。

あまりにも知られていないので、きっとこの順位なのかもしれませんね。踊らせたら凄そう。

 

11位 Kyne カイン

プリヤンカーもインド系なのでアジア人ですが、カインはフィリピン系で顔もアジアぽいので、日本からもファンが多い様に感じます。YouTuberドラァグクィーンでtiktokやインスタグラムでも有名だったらしいです。

しかし、今回のエピソードの態度に対してはカナダファンだけではなく、SNSでも叩かれてる。なので、かなり低い順位になっていると思います。

 

12位 Juice Boxx ジュース・ボックス

美大卒でメイクアップや特殊メークなどでも資格を持っている。過去のショーをみると、シーズン9のサーシャの様な雰囲気の時期があるが、途中からアイドル系のリップシンクが増えている。

番組でも酒を辞めた途端に客が減ったなど話すが、昔しは絡み系(セクシー)の感じだったのが、正統派のリップシンクになった感じですね。

おそらく一人目のサッシェイなので12位と言う事になりました。

とランキングは以上です。

 

ジャッジのスタイルがルポールのドラァグレースと違う

どうやら、メインジャッジが3人と言うスタイルの様ですね。ホストはブルックリン。

でも、ルポールはいないものの企画は同じスタイルにすると言う感じだったそうです。しかし独自路線でも良いのでは?と言う意見が多かったです。

元々、ルポールがホストにならなかったのは、カナダの法律の問題だとか言われていましたが、単純に予算の問題だったと個人的に思いますし、カナダのドラァグをよく理解しているブルックリンで良かったと思います。

ブルックリンのインタビューで、一瞬で順位を決めた日もあれば1時間以上かかった日もあったと話してました。また、ワークルームで起こっている事は全く知らないそうですね。でも、ランウェイでは何となくワークルームで起こっている事は感じ取れたとは言っていました。

 

ちなみに、マキシチャレンジの「Canuck Coutur」のCanuckはスラングでカナダと言う意味だそうです。なので、見てすぐにカナダと分かるのが課題だったんだと思います。

 

と言う事で、少し長くなりましたが、今回はこれで終わりにします!

これから本当に楽しみです。